クーロンの発見と生涯 |
フランスの物理学者。電荷と磁気とを支配する法則を確立した。電荷の単位は彼にちなんで
「クーロン」と命名されている。 1736年、アングレームに生まれた。 1777年、ねじればかりを発明する。 細くて硬い繊維に生じるねじれの角度はねじれの力に比例することを証明して、ねじればかりを使えばきわめて 小さい力の測定が可能になることを示した。 1785年、クーロンの法則を発見する。 自作のねじればかりを使い、反対の電荷を持つ2物体間の力は物体間の距離の2乗に反比例することを証明した。 1806年、パリで死去。 |
ちょっと雑学 |
ねじればかりやクーロンの法則は実質的にはイギリスのミッチェルとキャヴェンディッシュが 行っていたものであった。しかしミッチェルは自らの研究を完成させる前に死亡し、キャヴェンディッシュは自分の 研究成果を公表することを怠ったので、これらの成果がクーロンの業績として認められることになった。 |