簡単にできる工作と実験

連成振り子


≪こんなもんです≫
rensei
≪エスパー?≫
 硬貨に糸をくくりつけて振り子を作り、「ゆれろ!!」と強く念じてみましょう。だんだん振幅が大きくなってくるのがわかりますか?念力で振り子をゆらすことができるのです。しかもいくつもあるうちのひとつだけ!なんていうのはまっかなうそ。これは共振の原理を利用した手品です。 rensei
≪用意するもの≫
・糸(20cm×2、10cm、30cm 適当で良い) ・おもり(五十円玉や五円玉) ・棒
≪作り方≫
1.糸(たこ糸など)におもりの硬貨をくくりつける。
それぞれ長さの違う糸を用意して硬貨にくくりつけていきましょう。
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2.棒に振り子をつるす。
長さなどは適当でいいのでとにかく振り子が3〜4つできればOK!
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3.念じる
いくつかあるうちのひとつを選んで「ゆれろ〜〜!」と念じてみてください。さて、振り子は揺れるでしょうか?ほかの振り子はどうでしょう?
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≪たねあかし≫
 これから紹介するコツをつかめばだれでもできます。何も意識しなくてもできる人はできますが…。
○振り子と自分自身を共振させる
 これだけではなんのことかわかりません。つまりこういうことです。振り子をよーくみてください。わずかに揺れているのがわかりますか?そのゆれに合わせて自分の体もゆらします。もしくは持っている手でもいいです。ほ〜ら、だんだん大きなゆれになってきたでしょ!?
 ところで3つも4つもある振り子の内、どうして好きな振り子だけゆらすことができるのでしょうか?もうひとつのポイント!
○糸の長さを一本ずつかえる
 振り子は糸の長さによって周期(振り子の往復にかかる時間)が決まります。おもりの重さや振幅(振り子のゆれる幅)にはよりません。だから、糸の長さを変えてやると周期も変わり、一定の周期で体をゆらすとひとつだけと共振を起こしてほかはあまりゆれないのです。逆に同じ長さの振り子があるとゆらそうと思っていなくてもゆれてしまいます。
 コツを知らなくてもゆれた人だって別に念が強かったわけではなく、無意識のうちに振り子の周期に合わせて体をゆらしていただけなののです。
≪参考文献≫

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