カリキュラムとの関連 (学習指導要領より)
<熱>
小学校 : B 物質とエネルギー
第4学年
(1)金属、水及び空気を温めたり冷やしたりして、変化の様子を調べることができるようにする。
ア 金属、水及び空気は、温めたり冷やしたりすると、その体積が変わること。
イ 金属は熱せられた部分から順に温まるが、水や空気は熱せられた部分が移動して全体が温まること。
第5学年
(1)物を水に溶かし水の温度や量による溶け方の違いを調べることができるようにする。
ア 物が水に溶ける量には限度があること。また、物が水に溶けても全体の重さは変わらないこと。
イ 物が水に溶ける量は水の温度や溶けるものによって違うこと。また、この性質を利用して、溶けているものを取り出すことができること。
ウ 水溶液の水を蒸発させると、溶けていた物が水と分かれて出てくること。
中学校 第1分野 :(2) 身の回りの物理現象
イ 熱と温度
(ア)水を加熱する実験を行い、水の温度変化は、水に加えた熱量および水の重さに関係があることを見出すこと。
(イ)種類の異なる物質を加熱する実験を行い、物質の温度変化は物質の種類に関係があることを知ること。
高等学校 物理TA :(3)エネルギーと生活
ア 温度と熱
物理TB :(2)エネルギー
イ 熱とエネルギー
(ア)熱と温度
(ウ)熱と仕事
<電気>
小学校 : B 物質とエネルギー
第3学年
(3)乾電池に色々な物をつないで回路を作ったり、物に磁石を近づけたりして、物の性質を調べることができるようにする。
ア 物には、電気を通すものと通さない物があること。
イ 物には、磁石に引き付けられるものと引き付けられない物があること。また、磁石に引き付けられる物は、磁石に近づけると磁石になること。
ウ 磁石の異極は引き合い同極は退け合うこと。
第4学年
(3)乾電池や光電池、豆電球やモーターなどを使い、電気や光りの働きを調べることができるようにする。
ア 乾電池の数を変えると、豆電球の明るさやモーターの回り方を変えることができること。
イ 光電池を使ってモーターを回すことなどができること。
第6学年
(3)電磁石の導線や電熱線に電流を流して、電流の働きを調べることができるようにする。
ア 電流の流れている巻き線は、鉄心を磁化する働きがあり、電流の方向が変わると、電磁石の極が変わること。
イ 電磁石の強さは、電流の強さや導線の巻き数などによって違うこと。また、電磁石を利用してモーターなどの道具が作れること。
ウ 電熱線に電流を流すと発熱し、電流の強さによって発熱の仕方が違うこと。
中学校 第1分野 : (4)電流
電流についての観察、実験を通して、電流と電圧との関係、電流の働き及び電流と電子の流れとの関係について理解させるとともに、電流と磁界についての初歩的な見方や考え方を養う。
ア 電流と電圧
(ア)回路をつくり、回路の電流や電圧を測定する実験を行い、各点を流れる電流や回路の各部に加わる電圧についての規則性を見いだすこと。
(イ)金属線に加わる電圧と電流を測定する実験を行い、電圧と電流の関係を見出すとともに、金属線には電気抵抗があることを知ること。
イ 電流の働きと電子の流れについて
(ア)電熱線を用いて水を熱する実験を行い、発熱量は電流と電圧に関係することをみいだすこと。
(イ)磁石や電流による磁界の観察を行い、磁界を磁力線であらわすことを理解するとともに、コイルの回りに磁界ができることを知ること。
(ウ)磁石とコイルを用いた実験を行い、磁界中のコイルに電流を流すと力が働くことおよびコイルや磁石を動かすことにより電流が得られることを見出すこと。
(エ)直流や交流の特徴を示す現象の観察、実験を行い、直流と交流の違いを知ること。
(オ)真空放電などを観察し、空間にも電流が流れる場合のあることを確かめるとともに、電流は電子の流れであることを知ること。
高等学校 物理TA :(3)エネルギーと生活
イ 電気エネルギー
物理TB :(4)電流と電子
ア 電界と電流
(ア)電界・電位
(イ)電流回路
(ウ)電流と仕事
イ 電子と原子
(ア)電子の電荷と質量
(イ)原子
(ウ)放射能
ウ 電流と電子に関する探究活動
物理U :(2)電気と磁気
ア 電流と磁界
(ア)電流による磁界
(イ)磁界が電流に及ぼす力
イ 電磁誘導と電磁波
(ア)誘導起電力
(イ)電磁波
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