オーロラ
オーロラと言えば、誰もが光のカーテンを思い浮かべるでしょう。オーロラが最もよく現れる場所は北極を取り巻く地帯であって、逆に極に近付き過ぎると発生率は少なくなる。この領域はオーロラ帯(オーロラベルト)と呼ばれている。
オーロラのがさまざまな色の光を放つ原理は、
放電の効果
とよく似ている。宇宙から入ってくる、電気を帯び、加速された粒子(オーロラ粒子)が空気中のさまざまな分子や原子に衝突すると、その分子や原子は電気的に不安定な状態になる。この不安定な状態から元の安定な状態に戻ろうとする時、それらの分子、原子に特有の波長の光がエネルギーとして放出されることになる。例えば、最も多く見られる
白っぽい緑は酸素原子との衝突
から、
青は窒素分子との衝突から
である。そして、カーテンを特徴づけるオーロラカーテンのヒダ(縦に入っている線)は、その地点の磁力線に沿っている。これは、磁力線に沿ってオーロラ粒子が地球の大気に飛び込んでくるからである。
『オーロラ 〜太陽からのメッセージ〜』 より
オーロラの写真がいっぱいで、オーロラの仕組みも詳しく掲載されています。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~miono/index.htm#table
(オーロラ写真館へようこそ!)
参考文献
「
オーロラ〜太陽からのメッセージ〜
」 山出陽三:著 (出版:山と渓谷社)
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